今回はティラノスクリプト[macro]タグで変数を渡す方法についてご説明します。
[macro]タグは繰り返し同じようなタグの組み合わせを使用しているときに使うとコードが短くすることが出来るので制作効率化に繋がります。
ただ、マクロは決められたタグの羅列を実行するだけで、なかなか融通が利かない…そんなときには変数の受け渡しをして融通の利くマクロを作っちゃいましょう。
変数の受け渡しについてまずは動画とコードをご覧ください。
マクロ変数受け渡しテスト[p]
[macro name=jikken]
[text val=%mes]
[endmacro]
マクロ実行テスト[p]
;マクロ呼び出し
[jikken mes=メッセージウィンドウに表示させます][p]
マクロ変数受け渡しテスト終了[p]
3行目から7行目でマクロの定義をします。
今回はメッセージウィンドウに文字を表示させる[text]タグを使用しています。
textタグのvarに%mesを置くことで値を渡すことが出来るようにします。
マクロの呼び出し時にmesという属性を渡すことで、メッセージウィンドウに渡した内容が表示されるようになっています。
上記のようにマクロ内に値を渡すことで、[anim]を使った動作、[camera]の移動など、若干異なる動作でも同じマクロを使用することで複雑な動作を1行で記述出来てしまいます。
次回以降は更に実践的なマクロについて記事を書いていきます。
それではまた!