ゼイカム -到来-
原題:AWAIT FURTHER INSTRUCTIONS
制作国:イギリス
制作年:2018年
配給元:アメイジングD.C.
監督 ジョニー・ケバーキアン/ジョニー・ケバーキアン
主演 サム・ギッテンズ
~あらすじ~
Amazon 商品案内 より引用
クリスマスに集まったミルグラム一家。
家族団欒とはかけ離れた雰囲気の中、全員眠りにつくが、翌朝長男が家のドアを開けると黒いメタルのようなものが家を覆っていた。
一歩も外に出られない監禁状態であることに気づきパニックになる家族。
そんな中、突然リビングのTV画面にテロップが映し出される。
“指示があるまで家の中で待機せよ"とー。
家族は一連の事柄を政府の安全対策だと安心し、指示に従うが、画面に映し出される指示は次第にエスカレートして行く。
やがて精神的に追い詰められた家族に謎の生命体が襲い掛かるー。
~ プチ情報館 ~
原題の「AWAIT FURTHER INSTRUCTIONS」の読み方は(アウェイト・フアーザー・インストラクション)ですね。
awaitは待つ・待ち受けるという動詞。
furtherは遠く・その先・さらにまた・と言った副詞。
instructionsは教授・教育・指令・説明書などの複数形。
なので「指令の先に待ち受ける物」とか言った感じなのでしょうかね(;'∀')
いやぁ~。原題って勉強になりますねぇ( ..)φメモメモ
~ 以上 ~
~感想~
侵略系エイリアン? == みなまで言うな。借りるぜ(*´▽`*)
(C)Further Instructions Ltd 2018
邦題タイトルが「ゼイカム」って事で、思い出すのがカーペンター(注1)の「ゼイリブ」に結びついたのは僕だけでは無いはず(*´▽`*)
実際、本編内容も近からず遠からずで、流石邦題ネーミングセンスはいつだってどこだって冴えわたってんな、お前っ(*´▽`*)って感じです。
さて本作。
家出して、数年振りに彼女を連れてクリスマスに実家に帰ってきた長男。
すぐに長男が家でした理由が分かる。
俺でも帰りたくなくなるような家族構成(笑)
頑固一徹おじいちゃんを筆頭に、堅物クリスチャンの親父に、アホ姉貴。それに姉貴の筋肉バカ旦那。
唯一の良心はお母さん。
お母さんだけが常識人で、主人公が顔出す気になったのも、母親だけを心配していたからでしょうねぇ。。。
しかも移民差別一家(ママン以外)と来たもんで、主人公のインド系彼女もその的に……
そりゃ出ていきたくもなるでしょうよぅ(*´Д`)
気分良くなる訳もないクリスマス帰省で、それに輪をかけてエイリアンが侵略して来るんだからたまったもんじゃぁありません。
主人公の心中お察しします(笑)
(C)Further Instructions Ltd 2018
んで、家族がテーマっぽいので仲直りムードになるのかぁと思いつつも、全くそんな流れに行かないのが逆に面白かった(笑)
家族と言えど、人間。
理想として描くような家族になれるって素晴らしいなぁと思います。
んで、それを司るのはやっぱ母親なんだなぁって事も再度認識。。。
いつもありがとうねぇ。お母さん。。。
因みに、一家のおじいちゃん役にギレルモ・デル・トロ制作のTVドラマ「ストレイン」のイケメンお爺ちゃんことセトラキアンを演じたデビッド・ブラッドリーが出演してますよ~(≧▽≦)
僕ログ
侵略度 ★★☆☆☆
家族の絆度 ★☆☆☆☆
母強し度 ★★★★★
やっぱ親父…度 ☆☆☆☆☆
注
(1)米国・映画監督、脚本家、プロデューサー、音楽家。
「ゼイリブ」「ハロウィン」「遊星からの物体X」「ニューヨーク1997」「ゴースト・オブ・マーズ」などなど、数多くの素晴らしい作品をこの世に送り出している偉人様( `ー´)ノ
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