ラスト・ドア
原題: GO HOME - A CASA LORO
制作国:イタリア
制作年:2018年
配給元:トランスワールド・アソシエイツ
監督 ルナ・グアラーノ
主演 アントニオ・バンノ
カテゴリー : ゾンビ
~あらすじ~
キネマ区報社 データベースより引用
ゾンビが群がるローマを舞台に、人々が生き残りを懸けて立ち上がるホラー。
イタリア人のエンリコは、不法入国者を見下す差別主義者だった。
しかし、突如暴動が発生し、死んだ者たちが甦る光景を目の当たりにしたエンリコは、移民収容所に助けを求める。
~感想~
(C)2018 LA ZONA
イタリア産ゾンビ? == 観よット~(*´▽`*)
久々にゾンビ物観たい気がする今日この頃に、ナイスなタイミングで新作として入荷していたイタリアンゾンビ物「ラスト・ドア」ですね。
内容は日本には馴染みの薄い移民問題と言う社会派ポイントを取り入れた、何とも後味悪めの作品となっておりました(;'∀')
主人公のエンリコは、移民反対過激派に属するどこにでも居そうなちょい悪めの若者で、ゾンビに追われて移民の収容所に逃げ込みます。
と、ここまで観ると差別主義者の人間が窮地に追い込まれて、差別対象になっていた人々と一丸となって戦い、絆を生み出す……と言った流れになるかと思いきや、なかなかハードな結末を迎えてしまいます(;'∀')
グロ度はアフリカ系の移民も多く出ていた事から、「ゾンビ大陸」や「ラスト・オブ・ザ・デッド」のような感じかもなぁと思いきや、そんな事はほとんどなく、血糊べたべた程度の物でした……(*´Д`)
ストーリーも序盤こそ盛り上がりをみせましたが、中盤から後半にかけてはゆっくりのんびり進み、内容も特に進むことなく、至ってどんよりとした雰囲気。
取り扱っている内容から、登場人物の描写に重きを置くかと思いきや、それほどそうでもなく、誰が誰だかもよく分からん(笑)
ただ無口な巨人マッチョだけは良いとこどりなナイスガイでしたが( ゚Д゚)
(C)2018 LA ZONA
作品の印象としては、中途半端な感じが否めないってとこです。
ゾンビ物に社会問題を加える作品はそこそこ多いですが、そう言えば当たった試しがないような気がするのだが……(笑)
兎にも角にも、ラストのやるせなさが漂う感じが良いんだか悪いんだか……
雰囲気は良かっただけに、何だか残念な作品でしたネ(*´Д`)
(C)2018 LA ZONA
~僕ログ~
グロ度 ★☆☆☆☆
ゾンビ度 ★★☆☆☆
社会問題度 ★★★☆☆
マッチョ度 ★★★★☆
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