拷問男
原題: Daddy’s Little Girl
制作国:オーストラリア
制作年:2012年
配給元:オデッサ・エンタテイメント
監督/脚本 クリス・サン
主演 ビル・ベイカー
カテゴリー:スプラッター
~あらすじ~
filmarks 商品案内 より 引用
シングルファーザーのデレクは、ある日幼い一人娘を無残にも殺されてしまう。
復讐を誓ったデレクは、犯人を見つけ出し自宅の地下室に監禁し、娘の復讐のためにあらゆる拷問を行い、犯人に想像を絶する苦しみを与え続ける。
一人の優しい父親が、残忍な本性を徐々に表していく・・・。
(C) 2013 Daddy’s Little Girl, Slaughter FX. All Rights Reserved
~感想~
タイトル===借りっ(≧▽≦)
なかなかこんな内容を予想出来る人は少ないんじゃなかろうか……
「ホステル」(注1)みたいな感じかなぁ~って思ってたんですが、全然違う感じでびっくりしたっすわ……
んで、本作は至極真面目な映画でした。
愛しのわが子を殺されたとき、犯人に対して抱く感情。
僕に子供はいないので、その気持ちは分からないですが……
ちょっと違うかもしれませんが、先日弟んとこに娘が生まれました。
僕にしてみれば初の「姪っ子」です。
身内から子供が生まれたのは初めてだったんですけど、姪を見たら他人の子供には匹敵しない感情を感じました。
「子供って本当に守らなければならない、本当に大切にしなければならない存在なんだ」
お恥ずかしい話ですが、この歳になって身をもって知らされました。
この作品を観てたら、脳裏に姪っ子が出てきてました。
果たして自分の子供に何かあったら……
身内の子供に何かあったら……
そう思うと、劇中で残酷な拷問を見せられても、これが「悪?」か、「悪い事なのか?」そして、「これが正義なのか?」
まぁ、僕には分かりません。
でも、そんな難しい描写を真正面から描いた作品だったと思います。
説教じみたこともなく、ただ淡々に被害者の遺族の、とある行動を見せられただけの作品でした。
と、言う感じで、観終わった後、しんみりしてしまいました(≧▽≦)
映画としては前半1時間あたりはのんびり進んで、盛り上がる事もなかったですね。
でも犯人確保してからの拷問からヒートアップ (*'ω'*)
(C) 2013 Daddy’s Little Girl, Slaughter FX. All Rights Reserved
なかなかありそうで、今までなかった斬新?な拷問盛沢山でしたよぅ(笑)
ア○ルにパイプ突っ込む辺りは、身が切り裂かれるようでした(笑)(笑)
(C) 2013 Daddy’s Little Girl, Slaughter FX. All Rights Reserved
扱っているテーマとか、ストーリーとかグロとかはしっかりしてましたけど、面白いか?と聞かれりゃ、微妙だったと言いますかね(笑)
エンタメ要素は少ないですもの……
ラストシーン……( ;∀;)
(C) 2013 Daddy’s Little Girl, Slaughter FX. All Rights Reserved
僕ログ
グロ度 ★★★☆☆
拷問度 ★★★★☆
犯罪ダメ、絶対度 ★★★★★
やるせない度 ★★★★★
注
(1)06年米作。「キャビンフィーバー」のイーライ・ロス監督作品。
パリピが変態どもに拷問されるだけっていうおバカ作品。
スマッシュヒットして「3」まで作られる。
亜流作品も多く作られた(笑)