「みんな。観ようぜ！」
－古き良き思ひ出－第９回
ディープ・ブルー

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(C)1999 Warner Bros． Entertainment Inc． All Rights Reserved．

～感想～

　久々に鑑賞して、やはり面白い作品だったんだなぁと再認識した今日この頃、皆様はどう映画ライフを過ごしていらっしゃいますでしょうか(*´▽｀*)
　私は元気にレンタルライフを満喫しておりますよっと♪

　さてさて最近続編(注１)がリリースされた事で再注目(僕の中で)されている「ディープ・ブルー」ですね。

　監督は「ダイハード２」「ロング・キス・グッドナイト」そして「クリフハンガー」という傑作アクションを世に送り届けております、最近パッとしないレニー・ハーリン氏。
　出演陣にマーベルシリーズでお馴染みサミュエル・L・ジャクソンを脇に添え、トーマス・ジェーン、L・L・クール・J、ステラン・スカルスガルドなど出ております。
　当時はサミュエルさんだけでしたが、今思えば豪華な俳優陣ですなぁ(*´▽｀*)

　何度もTVで公開もされてますし、ネタバレ等も出まくってる後なので、気にせず書きますが、本作は映画の新しい形を作った作品として教科書に載ってもいいくらいの実績を持っていると思っております。
　
　と、言うのも、その要因は大御所の途中でのリタイア劇ですね。
　当時、既に大御所だったサミュエル・L・ジャクソン氏。
　彼は中盤で思いがけずサメに無残に殺されてしまう訳なんですが、これが今ではそんなに目新しい事でもないでしょうが、当時は衝撃に次ぐ衝撃で、劇場で鑑賞していた時に、開いた口が開きっぱなしだった事を今でも覚えています(笑)

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　勿論、本作以前にも大御所が死ぬ映画はたくさんあります。
　けど、大体カメオ出演で関係なく死ぬとか、敵役として登場して最後に殺されるとか、最後の最後で奮闘して死んでしまう、と言った塩梅だと思います。
（セガールのエクゼブティブ・デシジョン(注2)は微妙か…(笑)）
　
　と、言う中で本作のサミュエル・L・ジャクソンの死に様は異質。
　
　絶体絶命に追い込まれた主人公たちに熱弁を謳い、俺たちの旅はここからだぜって思った瞬間サメにガブリ。
　食い千切られて下半身真っ二つ(笑)
　映画における、この人は絶対死なないだろうルールという安心感が失われた瞬間でしたネ(*´▽｀*)
　そして、これ以降よく使われる手段となりました(笑)
　
　あれ？こいつ死ぬ流れじゃないけど死んじゃうかも…という疑心暗鬼という暗黒時代に突入ですよ( ﾟДﾟ)
　良くも悪くも、脚本の選択肢の幅が広がったんじゃないですかね(笑)
　大御所でも死んだ方が、殺された方が売れるってね……( ;∀;)
　つまるところ、映画自体も面白い事はさておき、本作の肝はサミュエル・L・ジャクソンの死だと思わるって事ですわ(笑)
　
　あ、ちなみに。。。
　今作に登場するサメはホウジロではなく、アオザメだったんですね。。。
　サメ映画は全てホウジロかと思っていた今日この頃でした。。。(*´▽｀*)
　ってな所で、

さよなら。さよなら。さよなら～♬♪♬

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注

(１)2018年米作。完全新作と思いきや、ほぼ1作目の焼き直しストーリー(笑)
　リメイクと言えば響きは良いが、大作をリメイクするならそれなりに覚悟もって製作しろや、と切に願った。。。
　(２)96年米作。カートラッセル主演によるテロリストハイジャックを全滅させろ映画。
　本作でのスティーブン・セガールは特殊部隊の隊長を演じるが、旅客機に辿り着く前に落ちて死んでしまうという衝撃の作品でした。。。

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