ティラノスクリプト備忘録第5弾は「変数によるIf分岐」の作り方です。
ボタン以外の分岐があると、ゲームとしての奥深さを表現出来たりしそうですね。
ティラノスクリプト備忘録3では変数の出力について、 
ティラノスクリプト備忘録4では乱数について簡単に変数について記述しました。
今回はそれらを利用してIf分岐を作成します。
具体的なIf分岐の記述方法は以下の通りです。
[if exp="f.hensu==1"]
	f.hensuが1の場合ここが表示されます[p]
[elsif exp="f.trn==2"]
    f.hensuが2の場合ここが表示されます[p]
[elsif exp="f.trn>=3 && f.trn<=5" ]
    f.hensuが3以上5以下の場合ここが表示されます[p]
[else]
    上記以外の場合ここが表示されます[p]
[endif]
"f.hensu==1"は1と等しい場合ということなのですが、
=ではなく==と2個連続で=が並ぶのに注意して下さい。
最後に[endif]を入れることも忘れずに。
Ifに使える比較演算子は以下の通りです。
| a==b | a が b と等しいときに真(true) | 
| a!=b | a が b と等しくない場合に真(true) | 
| a<b | a が b より少ない場合に真(true) | 
| a>b | a が b より大きい場合に真(true) | 
| a<=b | a が bと等しいか少ない場合に真(true) | 
| a>=b | a が bと等しいか大きい場合に真(true) | 
簡単にIf分岐について記述しましたが、変数とIfの組み合わせで分岐はより細かくできます。
以前にも紹介しました「学園ライト!」では上記のIf分岐でRPGのような戦闘シーンを作っています。
例えばターン数、残りHPで立ち絵やセリフを出す、アイテムを持っているかいないか等々。
戦闘シーンではループ処理も入れているので、こちらも忘れない内に記録します!
それではまた♪