今回の記事はバックログの初期化についてです。
ティラノスクリプトのタグでは追記停止の[nolog]、追記を行う[pushlog]がありますが、バックログを全て削除するようなタグはありません。
なので、バックログを初期化するにはJavaScriptを使って操作します。
バックログは tf.system.backlog に配列として格納されます。
そのため、この配列をクリアすることでバックログに
何も表示しない状態=初期化 ができます。
サンプルの動画とコードを置いておきます。
バッグログテスト開始[p]
[chara_show name="yokokawa" time="1000"]
#yokokawa
「田中は今日も来ていないみたいだな」[p]
#
担任の横川は出席確認をしていた。[p]
[chara_mod name="yokokawa" face="ikari"]
普段はいかにも優しいといった顔立ちをしている横川は、[r]
怪訝そうな表情に変わった。[p]
横川は出席簿に目を落とした。[p]
田中の欄には欠席を表す[r]
『欠』の字が並んでいた。[p]
バックログ削除前[p]
[iscript]
tf.system.backlog=[];
[endscript]
バックログ削除後[p]
バッグログテスト終了[p]
23行目~25行目を入れることでバックログを初期化しています。
また、このバックログ変数に入れるコードを使うことでバックログのみに表示される状態を作ることもできます。
選択肢のヒントなどをバックログのみに入れることで出来る表現もありそうですね。
それではまた!