ティラノスクリプトのセーブスロットの数をデフォルトから減らしたり多くしたりしたいことはあるのではないでしょうか。
特に長編で分岐が沢山ある作品の場合はセーブスロットが沢山ほしい!なんてプレイヤーもいらっしゃることと思います。
今回はティラノスクリプトでセーブスロットの数を増やす方法を記載します。
Config.tjsをいじる
ティラノスクリプトでシステム関連の簡単なカスタマイズは、
\data\system\Config.tjs
で行うことが出来ます。
// セーブスロットの数を指定できます。
// ただし、configSaveの形式がwebstorageの場合、5個程度に抑えておかないと容量不足でセーブできなくなる可能性があります。
// スロット数はゲーム開始後は変更できません。その場合、セーブデータをすべて消した上で再度開始する必要があります。
;configSaveSlotNum = 5;
セーブスロットの数をデフォルトから変えたい場合は、Config.tjsの155行目あたりにセーブスロット数を指定する箇所がありますので、こちらを変更しましょう。
スロットを沢山作りたい…
コードのコメント書きにもありますが、セーブスロット数が多くなる場合は、Config.tjsの140行目にあるセーブ形式を変更するのが無難そうです。
// ◆ セーブの方式を指定
//注意:途中でセーブ方式を変更することはできません。
//webstorage :WebStorage領域に保存します。あらゆる環境で利用できますが、セーブデータが大きくなりすぎた場合に保存できなくなります
//webstorage_compress :圧縮を施したうえで、WebStorage領域に保存します。セーブ・ロードに時間がかかりますが、保存できるデータ量は大きく増加します
//file : セーブデータを sav ファイルとして書き出します。この場合PCゲームにしか利用できません。セーブデータを移動したり、容量制限の心配が不要です。
;configSave = webstorage
セーブスロットのスクロールは特に設定しなくても増減されます。
ちなみに個人的にはスクロールしない画面が好きなので、
ごいしはまぐりの作品はスクロールしない数にしていたりします。
今回はセーブスロットの数について記載しました。
簡単にユーザビリティが向上できるので作品毎に設定するのもいいのではないでしょうか。
それではまた!