リバイアサン
原題:LEVIATHAN
製作国:アメリカ・イタリア
製作年:1989年
監督 ジョージ・P・コストマス
主演 ピーター・ウェラー
カテゴリー : モンスター
前回の「みんな。観ようぜ!」第10回で紹介した「マンディ― 地獄のウォリアーズ」の話を書いていたら、監督の父上の事を思い出しました。
そして倉庫から引っ張り出してDVD観ちゃいました。
何度見ても色あせない、決して名作ではないけれど、忘れたころに見たくなる。そんな作品の数々。
様々な方がレビューを上げているでしょうし、今更書くこともありませんが、せっかくなので出しましょう。
そしてまだ未見の方には是非観て頂きたい。
素晴らしい作品の数々を紹介させて頂くコーナーでございます。(^_-)-☆
さて、不定期連載「みんな。観ようぜ!」-古き良き思ひ出- 第1回は
「リバイアサン」
ですね。
~感想~
昔は金曜だか、木曜だか、日曜だか、土曜だかのロードショーで忘れたころに放映してましたねー。
僕自身、何度見たのか覚えてません。
さて本作。キャメロン監督の「アビス」が流行っていた時代に作られた所謂「エイリアン」の二番煎じ。まぁ、エイリアンの舞台を深海に移したやつですねー。
ですが、その頃の深海物は「アビス」は勿論の事、「デプス」や「新リバイアサン リフト」など良い作品が揃ってました。
今みたいなCGで適当に作りましたって二番煎じじゃない感じを、今のクリエイターの方々に見習って戴きたいと切に願うところ。
パクリは良いんですよ。良い作品はたくさんパクるべきです。
名作っていうのは、求めるところの終着点。同じ感動を与えるには、同じような衝撃がないと駄目ですからね。全く同じじゃ飽きられちゃいますが……(;'∀')
でもそこは「パクリだよ?だからどうした?俺たち(作り手)がもっと面白くしてやんよっ!!」って堂々と吐き捨てる情熱があれば面白くなると思うし、響くものが作れるって、僕は信じてます。
オリジナルは、それを「やってみろ、パクるしか能がねえくせにっ」ってまた素晴らしい作品を作っていく。
「リバイアサン」は画面越しにそんな繰り返しが続いているように感じられた、そんな時代の作品だったって思います。
あんまり贔屓目で観てるつもりはないですが、今の亜流作品はただ惰性で作り続けているようにしか感じられないんですよね。
勿論面白い作品だってたくさんあると思いますが……
んふぅ~。
話が逸れちゃいましたが、この作品は素晴らしい亜流作品です。(誉め言葉)
見直せば、???ってとこもあったりするし、粗を探せば出てくるでしょうけど、観てる人を飽きさせず、コンパクト(重要)にまとめ上げた作品です。
冒頭からクライマックスまでノンストップで進み、最後もスッキリ。
観終わった後は何も残らず、ぐっすり寝られる。
まさに娯楽作品。
真面目に観て笑うも良し、ながら観も良し。
最初から観てよし、途中から観て良し、途中で辞めても良し。
調子の悪い時でも眠い時でも良し。
と良いとこだらけ。
さぁ、大の大人が本気でマジに作った二番煎じを
とくとご覧あれ!!!
では、「さよなら さよなら さよなら」……
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~ やっぱ形があった方がイイよねっ! ~