ティラノスクリプト備忘録第3弾は「変数と出力」です。
変数があれば、ステータス的なのが作れたり、プレイヤーの選択による分岐以外の分岐が作れたりといいことだらけ。
変数は小難しいところもありますが食わず嫌いをしないで触れてみると、とても便利だと気付かされます。私自身がそうでした(^^;)。
初心者でも分かるように変数の扱い方と出力について記録しておきます。
変数とは
変数とは「入れ物」のようなものだとよく言われます。
例えば「i」という変数があって、iに10を代入するとします 。
これは「i=10」というように表現できます 。
iを出力すると10が出力されます。
その後で、「i=20」とした後で、iを出力すると20が出力されます。
ティラノスクリプトには「システム変数」、「ゲーム変数」、「一時変数」があり、それぞれ保存される段階が異なります。
詳しくはティラノスクリプト公式サイトをご参照下さい。
ティラノスクリプトへ実装する
ティラノスクリプト上で変数の代入と出力する方法は以下の通りです。
[eval exp="f.hensu = 1000"]
[emb exp=f.hensu][p]
上の例だと、1行目でセーブデータ毎に保存されるゲーム変数である「f.hensu」に1000を代入しています。
2行目、[emb exp=f.hensu]で文字として変数を出力した後ページ送り待ちをしています。
出力だけでなく、Ifで分岐を作ったり、プレイヤーに名前を入力してもらって、それをゲーム内で使用したり、乱数を代入したり利用の仕方は沢山あります。
変数と乱数、Ifによる分岐や入力については次回以降ご説明します。
それではまた!