「みんな。観ようぜ！」第６０回「モーターギャング」

モーターギャング

原題： OUTLAWS　/　1%
制作国：オーストラリア
制作年：2017年
配給元：TCエンタテイメント

監督　スティーブン・マッカラム
主演　ライアン・コア

カテゴリー　：　筋肉バイク

～あらすじ～
　凶悪なモーターギャングの危険な日常と抗争を描いたアウトローアクション。
　モーターギャングクラブの幹部・パドーは、刑務所にいるボスの代わりにクラブを取り仕切っている。
　だが、実の兄がほかのギャングとトラブルを起こし、命を狙われてしまう。
キネマ区報社　データベースより引用

　

～　プチ情報館　～

　原題の「 OUTLAWS 」は(アウトローズ)と読む。
　男の子ならば、一回は憧れる言葉「アウトロー」の複数形ですね( ﾟДﾟ)
　意味は「無法者・ならず者」である(｀・∀・´)ｴｯﾍﾝ!!

　大人になるとアウトローでいる事が難しくなる深み・諦め・青春、そんな悲しみ。
　アウトローに限らず、自分の芯を曲げずに真っすぐ持ち続けるのが真の漢たるもの。
　そんな大人になりたかった……

～　以上　～

～紹介作品 Amazonリンク～

～感想～

　モーターなギャング　＝＝　借りてみる？

　ホラーとかじゃないけれど、Ｂ級感溢れるパッケージに手が伸びて、ついつい借りてしまった、ならず者集団ものの「モーターギャング」です。

　内容は、とあるバイカー集団の内部抗争でした(*´▽｀*)

　主人公は知的障害でトラブルメイカーの兄を持つ弟で、兄を守り続けた事から悲劇的な顛末を迎える事になっちまいます。

　これがもう本当にトラブルメイカーな兄貴なのですが、無邪気で良い奴、憎めない奴。
　そして、何より兄弟同士の絆が深いので、観ている側も兄貴にイライラするどころか、何とか上手く行って欲しい。ハッピーエンドになって欲しいって思っちゃいました。
　なので僕的には、ヒロインの行動に逐一イライラ(笑)
　彼女の心情も分かるけど、ホントに主人公を愛してるなら、あの選択はなかったと思う。
　結局、彼女が取った選択肢は自己満足の為の選択肢にしか取れなかったんすよね～。
　それを、さも主人公の為に～とか言っちゃってるところに『別れろよ、そんなクソ女とっ』て思っちゃった(〃▽〃)ﾎﾟｯ

　作品は決して面白かった訳ではないんだけど、そんな人間関係が盛り上がりを見せたのでダレずに最後まで観れたぉ(*´▽｀*)

　しかも何よりラストが泣けた……(つд⊂)ｴｰﾝ
　お兄ちゃんっ……

　お兄ちゃんがヒロインに焚きつけられて、リーダー殺しに行くんだけど、間違ってリーダーの恋人撃っちゃったもんで大逆襲に合う。
　主人公はお兄ちゃんと家に立て籠もるが、リーダーに撃たれ瀕死。
　お兄ちゃんはそんな主人公に寄り添う。
　そして主人公はお兄ちゃんの脳天を撃ち抜き、自身も絶命。
　逃げたリーダーは再度投獄され、仲間から見捨てられてあぼ～ん(*´Д｀)
　で、終わり(ノД`)・゜・。

　ず～っと主人公に守られっぱなしの頼りないお兄ちゃんでしたが、主人公の為に最後の最後でリーダーに歯向かい、瀕死の弟に寄り添って「俺が一緒に居るから」って……　;つД｀)
　なんだかんだで、結局最後にお兄ちゃんはお兄ちゃんなんだなって。
　すげー素敵な兄弟愛を見せられた感じ(つд⊂)ｴｰﾝ

　

～僕ログ～
ヒロイン度　☆☆☆☆☆
リーダー度　★★★☆☆
モーホー度　★★★★☆
兄弟愛度　　★★★★★

「みんな。観ようぜ！」第６０回モーターギャング

「みんな。観ようぜ！」第６０回
モーターギャング