「みんな。観ようぜ！」第４５回「ディアボロ世界一呪われた事件」

ディアボロ　世界一呪われた事件

原題：The Terror of Hallows Eve
制作国：アメリカ
制作年：2017年
配給元：アメイジングD.C.

監督　トッド・タッカー
主演　ダグ・ジョーンズ

カテゴリー　：　悪魔

～あらすじ～
　1981年10月。イリノイ州にあるごく普通の平和で小さな町で殺人事件が起こった。
　現場のスティーヴンス家で殺害されたのは、その家の母親リンダ・スティーヴンスと4人の男女。
　そして、彼らを殺した犯人はスティーヴンス家の長男で、まだ15歳のティモシー・スティーヴンスであった。
　ティモシーは責任無能力の異常者として、直ちに精神病院に措置入院となった…。
　だが、ティモシーはかつて自らが儀式により呼び出した悪魔“トリックスター"に操られていただけだった。
　史上最も邪悪な悪魔<トリックスター>。
　その誕生の秘密と目的とは―?
Amazon　商品紹介　より引用

～　プチ情報館　～

　原題「The Terror of Hallows Eve」の読み方は(ザ・テラー・オブ・ハローズ・イブ)ですかね( ﾟДﾟ)
　terrorは恐怖・恐ろしいとかですかね。テロリストのテロの語源ですね。
　hallowsは神聖なものの・崇めると言った意味の三人称。
　eveは祭日前夜と言った意味っぽい。
　つまるところ「神聖な祭日前夜の恐ろしい物語」的な意味合いかな(;'∀')
　うん。原題って勉強になりますね～( ..)φメモメモ

～　以上　～

～紹介作品 Amazonリンク～

～感想～

　パケが良さげ　＝＝　レンタルっしょ(≧▽≦)

　トリックスターと言うピエロっぽい悪魔を呼び出してしまったいじめられっ子の復讐劇である本作「ディアボロ　世界一呪われた事件」ですね。

　1981年に実際に起こった事件を基に作られているとの事。
　僕は知らなかったですが、心霊史上最も死者を出した恐怖の実話…らしいです。

　悪魔にそそのかされた、いじめられっ子が奮闘する如何にもジュブナイル的な内容で、中盤まで結構面白かったですね。
　トリックスターの造形も雰囲気が良くて、最終形態がいきなりエイリアンっぽくなるのも(*´▽｀*)

　でも、基が実際に起こった殺人事件なので、結末は最初から分かっているのが興ざめポイント。
　終盤にかけて急速に失速し、エピローグに関してはかなり白けてしまう。

　この手の再現映画はドキュメンタリーに任せて、頼むからエンタメに走って頂きたいと切に願いまする( ﾟДﾟ)

　実際に起こった事件を描いているので、結末は悲劇的。
　悪魔「トリックスター」と契約したティモシー。
　いじめっ子を懲らしめるだけの契約だったが、結局ティモシーの必死の抵抗も虚しく、いじめっ子ら４人と母親が殺されてしまう。
　そしてティモシーは５人の殺害犯人として逮捕。そして精神病院に送られてしまう……という救いようのないラスト。
　結局トリックスターのシナリオ通りに事が進んでしまったという事だ。

　僕は幽霊や悪魔の類は居ると思うが、信じていない。
　矛盾してるけど、見た事がないし、居てもらっても困る。
　でも仮にこの話が真実だったとすれば、どうなってしまうのだろうか。
　あまりにも突拍子もない事柄に遭遇すると、人間の脳は状況を飲み込めず、安全装置が発動しパンク(狂って)してしまうらしい。

　う～む。
　兎にも角にも証明する事が出来ないから、どうしようもないわけなんすけどね。

　ま、フィクションである映画でそんな重いラストは面白くないし、いらない。
　それは確かですな(*´▽｀*)
　

　

僕ログ

グロ度　　　　　　　★★☆☆☆
母強し度　　　　　　★★★★☆
トリックスター度　　★★★★☆
失速度　　　　　　　★★★★★

「みんな。観ようぜ！」第４５回ディアボロ 世界一呪われた事件

「みんな。観ようぜ！」第４５回
ディアボロ　世界一呪われた事件