イット・アワーズ
原題:KARMA
制作国:アメリカ
制作年:2018年
配給元:アルバトロスフィルム
監督:ニック・サイモン
主演:マンデラ・ヴァン・ピープルズ
カテゴリー : 悪魔
~あらすじ~
Oricon データベース より引用
マニーは妻アリシアの両親と同居し、義父フランクの不動産会社を手伝いながら生活をしていた。
そんな中、マニーは家賃を滞納している一家を追い出す仕事で家に向かうが、そこには高校時代の同級生ケヴィンが寝たきりの母親と住んでいた。
マニーは仕事と割り切り一家を退去させるが、その後、ケヴィンの母親は亡くなってしまう。
そして、その日からマニーに不可解な出来事が起こり始め、ついにはマニーの家族も巻き込まれていく…。
~感想~
B級タイトル == 借りるっしょ(≧▽≦)
さてさて、タイトルに惑わされて借りらされる快感を欲している方には堪らない一品となっております「イット・アワーズ」。
説明もアレですが、「イット・フォローズ」(注1)を意識した邦題で、内容もそれっぽいと言えばそれっぽいし、そうじゃないって言えばそうじゃない、いつものシステムになっております。
んで、本作も悪魔が憑りつき憑りつかれ、で憑りつかれると不幸になり、自分はおろか周りの人間にも影響していく、何とも漠然とした恐怖を描いた作品となっておりまする( ゚Д゚)
(C) 2018 Goes Around Distribution, LLC
一つ気になったのは、驚かせ方が一辺倒な事(笑)
鏡を介して見る事が出来るようなのですが、いつも背後に見えて、振り返るといない( ゚Д゚)最後鏡を見ると、ちょっと近づいてる( ゚Д゚)
ってのが劇中で何度も楽しめます(笑)
今回の悪魔は「アダルマ」と言うもので、ヒンドゥー教などに出てくる「ダルマ」という概念の対義語とのことらしひ。(あまり知らないので、間違ってたらすんません。
その手の当たりをご存じだと、もう少し楽しめるのかもしれませんが……
まぁ、結論は途中までは面白かったです。
色々な二番煎じ感は凄かったですが、主人公の義父の死に様や、主人公が憑りつかれる原因となった要因とか、主人公たちの仕事の事とか……
引き込まれる要素がチラホラしてたのですが、後半にかけての絡みが弱かった( ゚Д゚)
ぶっちゃけ「アダルマ」様も何をしたいのかよう分からず、怖くもないので(笑)後半から空気のような存在になっておりました……( `ー´)ノ
僕ログ
カルマ度 ☆☆☆☆☆
アダルマ様度 ★☆☆☆☆
勘違い度 ★★★☆☆
義父の死に様度 ★★★★☆
注
(1)2014年米作。
低予算ながら収益的にも批評的にも高い成績を上げた乗り移り?型ホラー。
「リング」を思わせる作風は面白くて、アメリカ的な勧善懲悪もありで、アクション・グロともに魅力的な作品に仕上がってました(笑)。
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