「みんな。観ようぜ！」第７６回
ゾンビプーラ

人里離れた陸軍基地。
そこで訓練する意気地なしでやる気もゼロの予備兵カユ。
何とかさぼろうとするも、目を付けれているリー軍曹にいつも見つかり、仕置きされる日々を過ごしていた。

ある日、ゾンビウイルスによって感染した兵士が救護室に運ばれてくる。
いつものように、サボる為救護室に居合わせたカユの前でゾンビ化する兵士。
一瞬にして救護室はゾンビで溢れかえってしまう。
辛うじて難を逃れたのは、カユを叱咤する為に来ていたリー軍曹。偶然居合わせた基地食堂オーナーの娘のシャオリンと怖くて隠れていたカユの3人だけだった。
そして救護室から発生したゾンビパンデミックは、瞬く間に基地内に広がってしまう。

リー軍曹はカユを叱咤するだけ、カユは何もせずに聞いているだけ。
何の進展もない2人を尻目に、シャオリンは母親に合うために食堂へ向かう。
慌てて2人もシャオリンの後をついていく。

溢れかえるゾンビの追走を何とか交わしつつ、倉庫でシャオリンの母親と数名の兵士と合流出来た。
兵の中にはカユの知り合いのチュアも居た。
しかし、ゾンビの中を無傷で来れた事を信じないチュアは、カユ以外を閉じ込めてその場を後にする。

ゾンビが倉庫に押し寄せてくるが、カユの機転で何とか脱出に成功する面々。
外部と連絡を取る為に司令部へと向かおうとするが、シャオリンの母親がゾンビに噛まれてしまう。

死に際に娘を助けてと言われたカユ。
ゾンビ化して娘に襲い掛かろうとする母親。
何も出来ずにいるシャオリンとリー軍曹を尻目に、カユは母親の頭部に銃弾を打ち込んだ。

落ち着きを取り戻したシャオリンは、自身が塗っている虫よけがゾンビ避けにもなる事に気づく。 しかし、虫よけの在庫はなく、ゾンビに襲われないシャオリンだけが司令部に向かう。
司令部に着いたシャオリンは、外部と連絡を取るが、生き残ったチュアに捕まってしまう。
遅いシャオリンを心配したリーとカユは、完全武装して司令部へと特攻する。
ヘリポートに向かう2人を見つけたカユは、後を追う。

自らが助かる為に、シャオリンをゾンビに喰わせようとするチュアを止めたカユ。
取っ組み合いになっているときに、チュアの胸ポケットから零れ落ちたのは虫よけだった。
そして襲い掛かるゾンビの大群。
カユはとっさに虫よけを拾うと、自分とリー軍曹に塗りたくった。
襲い掛かるゾンビたちはカユとリー軍曹とシャオリンを無視して、一斉にチュアに襲い掛かった……
そして3人は無事にヘリに乗る事ができ、基地から脱出する事が出来たのだった。

ってな感じで、END　( ;∀;)br