地獄の門
原題:CITY OF THE LIVING DEAD
制作国:イタリア
制作年:1980年
監督 ルチオ・フルチ
主演 クリストファー・ジョージ
カテゴリー : 死霊
~あらすじ~
tsutaya データベースより引用
神父の自殺という背徳行為によって、呪われた地ダンウィッチでは“地獄の門”が開かれようとしていた。
事件を知った記者と女霊媒師は彼の地へ赴くが……。
美女の口から吐き出される内臓、頭骸を貫通する電動ドリル、暴風雨のごとく降り注ぐ蛆虫、納骨所で蠢く死者の群れと、これでもかといわんばかりにショック・シーンがひたすら繰り広げられる。
何度見ても色あせない、決して名作ではないけれど、忘れたころに見たくなる。そんな作品の数々。
様々な方がレビューを上げているでしょうし、今更書くこともありませんが、せっかくなので出しましょう。
そしてまだ未見の方には是非観て頂きたい。
素晴らしい作品の数々を紹介させて頂くコーナーでございます。(^_-)-☆
さて、不定期連載「みんな。観ようぜ!」-古き良き思ひ出- 第15回は
『地獄の門』
ですね。
さぁ、いってみましょ~ (*´▽`*)
~感想~
自宅倉庫から引っ張り出して、こんなん買ってたなーって当時の思ひ出にどっぷり浸かっちゃう人気シリーズ。
© 1980 Multimedia Pictures S.r.l. & Dania Film S.r.l.
かの有名な一辺倒なグロ描写、重いと見せかけて軽いんじゃないかと脳内を抉る巧妙なストーリーと、スモークたっぷり暗くてジトジトな世界観はオンリーワンのイタリアの巨匠ルチオ・フルチ監督の代表作ですよっ!
「サンゲリア」をはじめとし、「ビヨンド」「墓地裏の家」「マンハッタン・ベイビー」や「マッキラー」「白い牙」など、他にも僕の心を抉った作品は多いですねぇ。
コアなファンの方も多くいらっしゃる監督の作品の中でも、僕的には1番好きだと言っても過言ではない本作。
© 1980 Multimedia Pictures S.r.l. & Dania Film S.r.l.
地獄の門の決壊というテーマと言えば、ルチオ・フルチ。
地獄の門は良く開くといった印象と言えば、ルチオ・フルチ。
地獄と現世は紙一重と言えば、ルチオ・フルチ。
……なわけですね。
何を言っているのか分からなると思いますが、大丈夫です。
僕も分かりません。
本作のストーリー自体も、とある町で地獄の門が開かれちゃって、悪魔が人間を襲っていくだけと言った至ってシンプル?なものなんですね。
色々背景を知っている方なら違った印象を受けるかと思いますが『深い知識なんて、そんなにいらねーよ』が信条の僕にとって、笑ってスッキリと感じられる本作の表面っつらが大好きなんですよねー(*´▽`*)
© 1980 Multimedia Pictures S.r.l. & Dania Film S.r.l.
とは言うものの(笑)、フルチ監督作品にストーリー性を求める方はマイナー側だとは思いますが…;つД`)
実はそうなんですよ。
言うて、本作が一番フルチ監督作品の中で好きなのは「分かりやすい」からなんですよね(笑)
ストーリーは二の次で、雰囲気重視でとりあえず物語が決着する安定感。
テンポも良い方だし、音楽もおどろおどろしくてナイス。
グロも分かりやすいグロ(笑)
なんでそうなるの?的な意味不明さも相まって、最高のグロ描写を突き付けてくれてマッスル(≧▽≦)
俳優陣もジョージさん出てるし(笑)
最後のジョージさんの顛末には、すげービックリしたけどねっ(笑)
© 1980 Multimedia Pictures S.r.l. & Dania Film S.r.l.
一歩間違えれば駄作と化す瀬戸際を攻めて攻めて攻めまくった至極の作品ではないでしょーか( ゚Д゚)
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